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病院の取り組み
TQM活動の推進
太田川病院のTQM活動
2024年から①全職員の意識改革 ②病院品質の向上 ③病院の持続的発展 ④リーダーの育成を目的に、QC(品質管理:Quality
Controlの略)ストリー研修会ならびにTQM推進プロジェクト報告会を開催し、「TQM活動」を実施しています。
TQM(Total Quality Management:総合的質管理)の目的は、単なる部分的な品質向上だけなく、全病院的または全部門的に品質を向上させることを追求することです。
病院最適化に向けたTQM活動の推進により、医療・介護を通じて地域の皆さまの幸せのために貢献する病院を目指しています。
TQM推進プロジェクト・1年の流れ
2月中旬 | QCストーリー研修会 |
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2月中旬 ~3月初旬 |
テーマ募集・選考 アドバイス会 1回目:テーマ選定~活動計画作成までの手順(リマインド) |
4月中旬 | アドバイス会 2回目 |
5月中旬 | キックオフ報告会 |
6月中旬 | アドバイス会 3回目 |
8月中旬 | アドバイス会 4回目 |
9月中旬 | アドバイス会 5回目 |
10月中旬 | アドバイス会 6回目 |
11月中旬 | 最終報告会、優秀報告選考会 |
TQM報告会で最優秀賞を受賞したチームは翌年の「医療の改善活動」全国大会へ参加します。
TQM活動テーマ(2024年)
テーマ | チーム名 |
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予定入院患者における地域医療介護支援室スタッフの業務効率を高めよう! | んちゃ!バイちゃ!支援室 |
外来における患者待ち時間の短縮 | teamはろー |
やればできる!委員会活動の効率化 | おたすけナース |
リハビリ処方箋修正時間の短縮 | 時間がかかるの なあぜなあぜ |
一般病棟におけるアルコール使用量を増やそう! | バイバイキーン |
がむしゃらに!薬剤総合評価調整加算の取得向上にむけての取り組み | お薬調整のリーダーズ |
「医療の改善活動」全国大会
第24回「医療の改善活動」全国大会 in 広島発表内容
医療現場におけるKAIZEN研修会 in 広島
第5回医療現場におけるKAIZEN研修会 in 広島発表
2021年10月30日
療養病棟における配薬準備時間短縮への取り組み
医療チーム活動
褥瘡対策チーム
褥瘡リスクの高い患者さまに対し、 2週間に一度多職種でラウンドを行い、アセスメントと評価・褥瘡予防のマット等の検討をし、入院生活で褥瘡ができないよう支援しています。また、褥瘡のある患者さまには創部の評価を行い治療の介助を行っています。
NST(栄養サポートチーム)
食欲が低下している患者さまの栄養状態の悪い患者さまへ、栄養バランスをよく効率的に摂れるよう、食事形態の工夫や補助食品の提供を行い、全身状態の改善や合併症の予防を目指す活動を行っています。
医師、栄養士、看護師、薬剤師など多職種が協働し、1回/週の回診を行い栄養評価・検討を行っています。
ICT(院内感染対策チーム)
院内の感染防止のために、感染ニュースの発行や各部署でのラウンドを行っています。
また、手指衛生では毎月アルコールジェルと手洗い洗剤の使用状況を各部署ごとに測定し、患者さま・ご家族さま及び職員が安全に医療が提供できるよう活動を行っています。
認知症ケアチーム
認知症ケアチームは、医師、看護師、社会福祉士、薬剤師、リハビリテーションの職員から構成されている活気あるチームです。
主な活動は、週1回のケアカンファレンスと病棟ラウンドです。
カンファレンスでは、回を重ねる度に、認知症への理解も深まり、それぞれ専門職の視点から、患者さまの立場に立った意見が交わされています。
病棟ラウンドでは、患者さまの「声」を聴くことや、笑顔に出会うことから、多くの学びや喜びをいただき、次への意欲に繋がっています。
身体的拘束最小化チーム
身体的拘束最小化チームは、医師、看護師、薬剤師、社会福祉士等の職員から構成されているチームです。
主な活動は、週1回のケアカンファレンスと病棟ラウンドです。
緩和ケアチーム
緩和ケアを必要とする患者さま・ご家族さまに対して全人的苦痛のアセスメントを多職種で協働して行い、症状コントロールを図っています。
主な活動として、カンファレンスやラウンド、意思決定支援をおこない、患者さまのQOL向上を目指して取り組んでいます。